資産形成を続けていると、「リスク」に対する考え方が少し変わってきた。そもそもの言葉の解釈だけでなく、行動様式も少しだけ変わった気がする。危険が危ない、リスクについての話をしよう。
リスクとは、振れ幅のこと
一般的には、リスクと言えば何か事を起こす際のネガティブな面、危険性について言及されていることが多いだろう。これをやったらこんなリスクがある。と言われたとしたら、それは何か不測の事態に備えていることがほぼ間違いない。
しかし投資の世界での「リスク」はちょっと意味が違うことを学んだ。どうやらこの世界でのリスクは、危険性のことではなく振れ幅のことらしい。予想通りにいかない事そのものを指していて、将来は不確実な物とした上でその上限下限の差のことを言っているのだ。
つまり、リスクが高い商品は儲からないのではなく、「ものすごく儲けるかもしれないし、ものすごく損するかもしれない」ということらしい。
資産形成を始める前は、株式投資なんて”リスク”が高いと思って距離を置いていた。この時は株なんてどうせ損するんでしょ、と思っていた。今は、まあ放っておいて儲かってたらいいな、くらいの認識である。”リスク”の認識をUPDATEしたうえで、リスクに向き合うことができている。
資産を積み立てるほど、リスクテイク力が磨かれていく
資産形成を始めたばかりの頃は、1万円でも怖かった。震える手で、最初の注文を決断したものだ。そして毎月毎月、投資信託を積み立てていく。家計管理が進み、積み立ての量も増えていく。時間が経ち、リスク資産の量が増えていく。
資産形成の道を歩いていくと、少しずつリスクに対する耐性がついてくる。お金の器を強化してくれる。だんだん資産額が大きくなっていくという事は、リスクも一緒に大きくなっていくことに他ならない。一日、一か月、働いた分が相場の変動でフイになる可能性だってある。それでも、リスクを受け入れつつ将来の世界を信じて投資を続けている。
こういう姿勢で過ごす時間が増えてくると、投資以外の面でもリスクに対する考え方が変わってくる。主に仕事の面。何かをするか、しないか。仕事をしていると、多かれ少なかれこの判断に日々悩むことになる。
何かをやった時の危険性ばかり考えていると、安全に安全に進めていって、何も変わらないし効率が悪い仕事になってしまう。仕事の効率性を高めたり、変化を与えることも時には必要であろう(もちろん、職種によるだろうけど)。ただそこには必ずリスクが存在するので、躊躇しがちである。
そんな時に、株とリスクの事を考えれば、リスクだって悪くないと思える。ここ、という時には思い切った行動をとれるようになった。株はビジネスそのものの根幹なのだから、仕事(=ビジネス)にも好影響を与えてくれるということなのかもしれない。
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