髪の毛が伸びる。有難い話である。無いよりはあったほうが良いし、元気に伸びてくれる方が安心である。今回は私が資産形成を始めてから1000円カットに通い始めた話をしよう。
固定費削減の一環
4年ほど前、資産形成を思い立った頃、毎日が忙しかった。あのカードを解約して、この口座を開いて、不用品をメルカリで売って…そして固定費削減。そして急務として挙げていたのは、保険の解約が筆頭だったのだが、これは結構時間をかけた取り組みとなった。ほかに何かできることが無いだろうか。何にお金を使っているのだろうか?
そこで検討対象になったのが、美容室代である。私は高校生の頃から何となく色気づいて髪を切るのは床屋から美容室に変更した。高校生のくせに、4000円とか、5000円とかで髪を切っていた。生意気なものである。
かといって、髪型を毎度毎度変えるわけでもない。20年近く、同じ髪型でやっている。無頓着という訳でもないと思うが、服や髪などにあまり時間はかけたくない(その時間にゲームをしたい)。自分にはセンスが無いなと気づいてから、あまり外見について必要以上のこだわりは持っていない。
ただ若いころの名残で、4年前の私は美容室通いを続けていた。二か月に一度、4000円。年間で24000円となる。これが千円カットで済むなら、年間で6000円で済む。キャリアスマホを格安スマホにするまでは行かないが、まあまあの節約だ。
でもまあ、それなりの外見でやってきた私である(?)。本当に大丈夫なのだろうか?とても心配だったので、お盆休みの初日に1000円カットに行くことにした。変な髪形になったとしても、一週間もあれば、こなれてくれるだろう。
1000円カットにはメリットしかなかった
行ってみると、メリットしかなかった。
- 予約の電話をしなくていい
- 早い、安い
- 会話しなくて良い
- 現状維持なら問題ない
まず、行けばすぐ切ってもらえるのが良い。人気も無いから、土日でもすぐに切ってもらえる。時間の節約になる。美容室なら、予約の電話をして、予約の時間の10分前に行って、それで10分待たされて、雑誌を読まされて、シャンプーされて、丁寧にカットされ、会計で待たされ、最低でも軽く1Hは持っていかれる。移動を含めたら2Hは見ておかなければならない。
美容室では、美容師との会話が趣深い。いちおう顔なじみ程度にはなっていたので、就職先や家族構成などは共有事項となっているが、毎度何を話せば良いのか。お仕事はどうですか?まあ特に。風邪流行ってますね?そうですね。みたいな会話は何かの修行なのだろうか。私が極理系の人間だからかもしれないが、美容師との会話には意味を見出せない(笑)毎度、今回こそきちんと会話を嗜もうと思っていくのだが、3分会話が持てば良いほうである。
1000円カットでは様式が確立されている。
どうしますか?「耳が出るくらいで。」眉毛切りますか?「いいえ。」…これくらいで?「はい。」
無駄がない。美しい。オイラーの公式くらい完璧だ。
なお肝心の髪型については、髪型の伝え方さえ間違えなければだいたい80点くらいは出してくれる。
髪型の伝え方については自己流でいろいろ試してみた結果、上記の「耳が出るくらいで。」に落ち着いている。通い始めた頃は1000円カットの実力を信じ切れず、写真を見せたりアレコレ指示したりしていたが、これは逆効果。相手を信じて任せる。これが大事。彼らもプロなのだ。
結果的に、美容室が1000円カットに勝っている所は何一つなかった。あと20年早く、行っていれば良かったと後悔しきりである。ざっと計算して30万円、240Hを私の髪の毛にかけていたのか…。
変な見栄は捨ててみると楽
1000円カット、というと貧乏くさい、ひもじいイメージがある人も多いかと思う。でも私はむしろ美容室よりも満足感でいっぱいだ。お金を節約しつつ、時間も節約して、同じ結果が得られる。最高だ。
80点の髪型にしてくれれば、”自分で鏡を見ると変な感じがするところもあるけど、他人から見たら別に問題ない”レベルには達している。そもそも、自分の髪型を気にしているのは自分だけ。男は外見じゃなくて中身で勝負だ。見栄で満足するのは自分自身。変なプライドは捨てたほうが気楽でよろしい。
さて、1000円カットに通い続けて3年ほど経つ。特に今のところは何も不便は感じていない。家族の中では、最近ではもはやエンタメと化している。髪切りタイムアタックだ。どれ髪切るか…と車で出かけてカットして15分で帰ってくる。未だにこれは驚かれる。もう終わったの!?と。
今後の課題として考えているのは、サイレント1000円カットである。妻がスマホに夢中になっている間に黙って髪を切って戻ってくる。ふとした隙にいつの間にか髪が短くなっていて、いつ気づくだろうか?これにトライしたい。たぶん、次の日くらいになるんじゃないかと思う。
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